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2005年09月28日

[ Working Life ] 宰相の仰る「国民のみなさん」からはずれた私

きっちり仕事して欲しいということだけで、民営化なんてどっちでもいい話なんです。

わたしは、内閣総理大臣が国会で仰っていた「国民のみなさん」からとっぱずれた場所にいるし、ちゃんと責任ある仕事をしてくれれば、民営化なんてどうでもいい、と思っている一人であります。

さて、結婚式があと20日ほどに迫った月曜日の夕方、用事を終えて帰ってくるとポストには「ゆうパック」の不在通知らしきものが入っていました。ふつうの「ゆうパック」の不在通知であれば、通知を見るとこんなことがわかると思います。

  1. 左上に印字されたお知らせ番号(98-1234 のようなもの)
  2. 宛先
  3. 送り主
  4. 配達に来た日、時間
  5. 配達品名
  6. どういう対応をしたか?
  7. 連絡先
  8. 配達担当者

わたしが住んでいるマンションは、ロビーに「不在用ポスト」があって、7つまでの荷物が入れられるようになっています。それぞれのロッカーは、配達人が設定する任意の暗証番号で施錠され、ロッカー番号と暗唱番号を不在通知に書くことで、24時間いつでも荷物を受け取れる仕組みになっています。

今回、まず不審に思ったのは「送り主」「配達時間」「配達品名」が記録されていないことでした。偶然、先にメールで「ゆうパックで送りました」という連絡をもらっていたので、それかもしれない、という推測はできましたが、不在通知だけでは、爆弾などの危険物だとしてもまったくわからないわけです。何せ、送り主と品物がわからないわけですから、慎重な対応が求められるのは当然です。

とはいうものの、おそらく「アレ」だろう、という察しはつくので、指定された 1番ロッカーを開けようとしました...が、ロッカーは施錠されておらず、しかもカラッポ!でした。さすがに焦りました。「アレ」だとしたら、どうしてくれるんだよっ!という感じで。

一度家にもどって、さっそく集配センターに電話。事情を話すとオペレータが「基本的に許可をいただいていないお客様の荷物をロッカーに入れることはありませんので、おそらく荷物を持ち帰ったと思います。再配達の手続きをとってください」と素っ気ない返事をされた。わたしが許可をだしているかどうかなんて聞きもせず...そう、わたしはロッカーの使用を認めていたのです。

19:00〜21:00 の間に届くはずの荷物は当然届きませんでした。本局に電話しても(夜間ということもあり)誰も電話に出てくれません。

22:00 をまわったところで、だんなさまが「本局(K 郵便局)に行ってみよう」というので、K 郵便局へ行って確認作業をしてもらいました。そのとき、ゆうゆう窓口で担当してくださった S 主任は、その場でできる最大限の誠意を見せてくださったと思います。

  1. 申し訳ございません、と配達人に代わって謝罪する。
  2. K 郵便局には該当する荷物がないこと。
  3. 現時点では、配達を担当する集配担当課と連絡がとれない。
  4. 翌朝、配達担当者が出勤した時点で荷物に関して確認をし、朝いちばんで、電話をくださる。

というようなことを、自分の名前を示しつつ仰ってくださいました。

で、結論を申しますと、帰ってもう一度ロッカーを確かめてみようということになりました。ロッカーは監視カメラがついているのであまりやりたくなかったのですが、こうなっては仕方ありません。

7つのロッカーのうち、1番以外はすべて locked の表示でした。つまり、何らかの荷物が入っているのです。暗証番号は 0000〜9999 の4ケタの数字。つまり、1/10000 の確率で配達人が同じ数字を使わない限りにおいて、他のロッカーは開きません。で、2番から順番に指定された暗証番号を試していきました。2番から6番まですべて error になりました。

最後の1つ...いちばん大きなロッカーの7番。.......指定された番号を入力すると「カチャッ」と音がして扉が開きました。中に入っていたのは、想像通り「アレ」でした。

翌朝の 9:05、ゆうゆう窓口で担当してくださった S 主任が申し訳なさそうに「実は、7番のロッカーに入れたようですが、ロッカー番号を書き間違えたようです。」といいました。わたしも昨日の事情を話し、7番に荷物があったことを告げました。そして、S 主任が「配達人には、厳重に注意しておきます」と話して、もう一度謝罪したあと、電話を切りました。

S 主任は、最大限のことをしてくださった、という意味で、この人は信頼できる、と思いました。しかし、配達人はどうなんでしょう。あのいい加減な不在通知を見る限り、相当な再教育が必要じゃないかと思われます。ましてや、1(左最上段)と 7(右最下段) をどうすれば見間違えるのでしょうか? 疑問は残ります。

配達証明、内容証明といった重要文書を扱っている今の郵政公社。それを配達する人たちのモラルと教育っていったいどうなっているんでしょう。信用にたる配達こそが、郵政事業の重要項目のひとつだと思うんですが、価格競争にさらされても、こういったことは確実に行われるのでしょうか? また、(特に重要な郵便物に対して)不慮の事故に対する確実な保証制度が成り立つのでしょうか? 甚だ疑問です。というか、そういうことが表の議論に出てこないことがとても不満です。

局内で集配物が大事に扱われていても、最後は配達人のモラルにかかっているのは言うまでもありません。それが完全民営化のあとも、きちんと守られるのでしょうか。国営・公社・民間...どれがいいかは何ともいえないものがありますが、今のゆうパックは、はっきりいって他の民間運送会社に比べて軽微な事故が多すぎると思います(わたしは今年だけで2度のトラブルに遭いました)。

近所のコンビニエンス・ストアで取り扱う宅配便が次々にゆうパックにシフトしていくなかで、徒歩5分くらいのところにできた Y 運輸の小さな営業所。今度からは、あそこまで荷物をもっていこうかしら、と思ってしまうのは、仕方のないことかもしれないと思うのです。

投稿者 kanemiki : 2005年09月28日 14:12

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