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2006年05月26日

[ Working Life ] 『海猿』のヒットでよかったと思うこと

テレビドラマや映画になった『海猿』は,なかなかの評判らしく,すごぉくうれしいと思っています.

というのは,ほんの数年前まで,海上保安庁と海上自衛隊と区別できない人が多かったり,海上保安庁の存在を知らない人が多かったように感じるからです.

亡くなった祖母も,ついにわからないまま他界したようです....わたしの父が「海上保安官」なのに,さいごまで「海上自衛官」と言ってたところを見ると.海保は特殊な職場だと思います.父がつとめていた当時の水路部(今の海洋情報部)は,霞ヶ関ではなく築地にあります.隣の朝日新聞社の社屋の方が目立っていますが,あれは海保が売った土地で,もともとは水路部だったところです.

観閲式に連れて行ってもらったこともあります.NHK の最初のドラマにあったように,船が好きな子どもがたくさん集まってきて,船内を探検したり,沖に出て潮風をからだいっぱいにうけることもできます.今も記憶に残っている,すごくいい思い出です.父の制服姿を見て「すごーい,かっこいいー」と思ってきましたし,今もそう思う気持ちにかわりはありません.

さて,最初のドラマ NHK の海猿が放送されるとき,わたしはたまたま実家にいました.帰宅した父が「今日は,海猿を見るように,というお達しがあって...」と話していました.しかも「海上保安官のドラマ,見る人いるのかなぁ...?」と心配していたのも覚えています.父としては,第十管区海上保安本部(鹿児島)が全面的に協力して撮影されたドラマだし,父も少しばかりドラマ撮影に関与していたので,心配だったようです.でも,それは杞憂!みんなに国分太一君がよかったのか?予想外の視聴率を獲得し,すぐに続編が決定.職場でも驚きだったとか.

この初回のよかったところは,海保の現状をよく映し出していたことです.最近のヒット作は見ていませんが,初回は「海自と間違われる海保」や「かっこわるいうみまるくん」と言った,正直に「いま」を映し出した内容がほほえましく思ったのです.「あぁ,わかる,わかる」「あはははは」と,素直に笑えたんですよね...最近のは見ていないからわかりませんが.

さっき「海猿」が船員を救助したニュースをテレビが取り上げていました.以前は,こんなニュースやっていませんでした.海難救助隊が「海猿」という愛称を得て,広く認知されたことは,とてもうれしいと思っています.

父も若い頃は船に乗っていました.父が船に乗っていた頃〜定年直前までは,広く知れ渡っていなかった「海保」ですが,今は「海自」と区別できる人も以前よりは多くなったでしょう.今の父の仕事は「海保」の仕事をより認知してもらうことですが,「海猿」は,まさにその役割を担っている大きな存在です.わたしが小さい頃(つまり現役の頃)はともかく,今,ここまで認知されたことに,父も大きな喜びを持って仕事しているのではないかと思います.

でも,海保の役割は「海猿」だけではありません.潮干狩りときの潮のこと,大きな船の入港管理,その他海に関する何でも屋的な存在でもあります.いつか,こういった仕事にも光が当たるといいなぁ〜と思っています.

投稿者 kanemiki : 2006年05月26日 09:48

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コメント

我が家(もう引越しちゃったけど)は横浜海上保安部のある港に近いので、散歩している時に何かイベントがあると、中に入って見学したりしてました。かなり楽しめます。 だ捕した船の展示があって、船体に銃創や威嚇射撃している時の映像を流しているのを見て、ちょっと衝撃でした。平和ぼけしてる自分を認識。OBの方が一生懸命見学者に説明してました。海猿は見れなかったけど、撮影をこの辺りでもやってたと思うけど、違うかな? って、これって海上保安庁であってますよね!?

投稿者 ruri_ta [TypeKey Profile Page] : 2006年05月28日 18:14

>OBの方が一生懸命見学者に説明してました。 ruri_taさんは,父を見かけたのかもしれませんね.父は,拿捕した船の解説をしていたひとりです.OBはそれこそ海のシニア・エキスパートだから,ああいう所には最適だったのでしょう.予想外の人出で,ものすごく大変だったと聞いていますが. 船は私にも無縁ではなく,特別な思い入れのある測量船があります(先日竹島に向かった2隻のうちの1つです).活躍がうれしい一方で,沈没したらどうしようと思い,他の人とは違う意味で心おだやかではありませんでした.

投稿者 KaneMiki [TypeKey Profile Page] : 2006年05月28日 19:27

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